北海道言語研究会
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北海道言語研究会

本研究会は談論風発のくだけた雰囲気の集まりで、言語に関するあらゆる分野に興味のある方に開かれています。皆様のご参加、ご発表、ご投稿を心よりお待ちしております。

お知らせ:

【9月例会日程】

下記の日程で例会を開催いたします。奮ってご参加ください。
 
開催日時:2017年9月26日(火)13:30〜17:00
開催場所:Q502(教育研究2号館5階ひと文化系会議室)

発表1:「アイスランド語の疑問文のイントネーションの特質」
発表者:三村 竜之(室蘭工業大学ひと文化系)
発表時間:13:30〜14:15
要旨:アイスランド語の疑問文は疑問詞の有無を問わず文末に下降調が現れることを発表者は指摘してきたが、次の二つの問題点が残されていた:
(1)一語文のような不完全な文構造の疑問文の文末音調;
(2)平叙文(文末音調は下降調)との音韻上の差異。
本発表では、臨地調査を通じて発表者が採取した一次資料に基づき、上記の問題点に関して考察する。

発表2:「ポリネシア諸語における語・接語・接辞の区別について」
発表者:塩谷 亨(室蘭工業大学ひと文化系)
発表時間:14:30〜15:15
要旨:ポリネシア諸語の文法記述においては、しばしば、語(word)、接語(clitic)、接辞(affix)の区別が明確でない場合がある。そこで、複数の言語の事例を対照しながら、音・形態・統語の面からこれらの三つの範疇の共通の基準について考察する。同時に、ポリネシア諸語の共通の基準を考える場合にどのような問題点が生じるかについても考察する。

休憩:15:15〜15:45

発表3:「地域言語学的観点から見た東ツングース諸語」
発表者:白 尚(室蘭工業大学国際交流センター)
発表時間15:45〜16:30
要旨:ツングース諸語は、同一系統の10〜11ほどの言語で構成されている語族で、その地域的分布によって、東シベリアの北ツングース諸語、アムール川流域、沿海地方、サハリン島の東ツングース諸語、中国東北地方、新疆ウイグル自治区の南ツングース諸語の3つのグループに分類できる。本発表は、通言語的に観察される類型論的パラメータを取り入れ、3つのグループのツングース諸語を比較・対照することで、ツングース諸語における東ツングース諸語の文法的位置づけを明らかにすることを目的とする。

報告・閉会:16:30〜17:00


【投稿募集中 Call For Papers】
・『北海道言語文化研究』第16号原稿募集中です。言語に関するものなら、論文、研究報告、調査報告などジャンルは問いませんので、奮ってご投稿ください。締め切りは11月30日です。投稿に関して詳しくは投稿規程をご覧ください。

【研究会誌発行】


・2017年3月31日に『北海道言語文化研究』第15号刊行しました。

Table of Contents pdf形式でダウンロードできます。

【論文】

Virtual Exchange: Providing International Communication Opportunities for Learners of English as a Foreign Language
エリック ハグリー・ヘイディ トムソン 1

Instruction through Written Grammar Exercises and its Effect on Listening Proficiency
フォーイ ケネス 11

英語で研究活動を行う留学生・研究者を対象とした日本語教育教材開発への示唆−市販教材使用の結果から−
山路 奈保子・因 京子・アプドゥハン 恭子 23

パラウク・ワ語における語類
山田 敦士 39

アイヌ語の複雑述語における連接と接合
岸本 宜久 49

スペイン語とイタリア語における定冠詞の分布について
藤田 健 71

ハワイ語における魚の成長段階名称について
塩谷 亨 95

渡島半島東岸部椴法華村と西岸部せたな町の漁業方言語彙の比較について
橋本 邦彦 109

岡山方言イントネーション序説
三村 竜之 135

喉頭素性理論「Laryngeal realism」に関する一論考—類型論の視座から—
松井 真雪 147

『満洲実録』のモンゴル語における表記上の特徴
烏燕嘎 167

A Preliminary Survey of Chinook Jargon Lexical Item Use in the Pacific Northwest
マイケル ジョンソン 183

聖書「創世記」冒頭の5つの物語の構造―異郷訪問譚によらない裏返し構造の事例―
大喜多 紀明 165

【研究報告】

大阪弁の「こまんじゃこ」―田辺聖子『大阪弁ちゃらんぽらん』を読んで―
福盛 貴弘 217

Conversational Fluency Through Role Playing
ジャック ブロドスキー 225

案内・その他 183

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