室蘭市移動式水素ステーション・燃料電池自動車スタートアップ式典(2016年3月28日)

 室蘭市移動式水素ステーション・燃料電池自動車スタートアップ式典に参列してきました。

 水素社会実現を目指す室蘭市が公用車として初導入する燃料電池車(FCV)のトヨタMIRAI 1台と移動式水素ステーションのスタートアップ式典が3月28日、祝津町の道の駅みたら室蘭周辺開催されました。青山剛市長は北の水素元年を宣言し、関係者がテープカットで本稼働を開始しました。また、燃料電池車について地元紙の室蘭民報の取材を受けました。

 移動式水素ステーション

 北海道最初の水素ステーションの導入となります。移動式水素ステーションとは、移動可能なトラックの荷台(コンテナ)に 圧縮機(昇圧機)、蓄圧器(高圧タンク)、ディスペンサー(供給機)と呼ばれる水素充填装置1式を積んでおり、水素ステーションが十分に普及していない需要地への高圧水素ガスの供給手段として有効なものです。必要に応じて定位置に一定期間留め置くことも可能で、形態としてオフサイト型の定置式水素ステーションと同様の利用が可能となっています。

 今回室蘭市が導入したステーションの基本仕様は、FCV(トヨタMIRAI相当)に充填圧力70MPa(メガパスカル)に3分間で充填完了し、1日5台以上、連続2台の充填が可能な機能を40フィートコンテナ車に搭載し、トレーラーで移送可能なものとなっています。

 

  

 

 燃料電池自動車

 こちらも北海道初のユーザー登録された燃料電池自動車となります。移動式水素ステーションとは、水素をエネルギー源として発電して走る電気自動車の一種です。ガソリンを燃焼させて回転動力を得るエンジンがなく、その代わりに水素と酸素を原料として電気化学的な反応で発電しモーターを動かすため、静粛性はかなり高く、電気自動車ならではの加速性能があります。ハイブリッド自動車(HV)と同様に、運転者はこれまでのエンジンを載せた自動車と同様に違和感なく運転できるのも大きな特徴の一つです。

 

 

 今回室蘭市が導入した燃料電池自動車は、トヨタ自動車のMIRAI(ミライ)で、1回の水素充填(70PMPa=約700気圧)で走行距離は最大700km、最高速度175km/hで走行可能です。室蘭市の公用車として導入され、登録ナンバーは"4020"、室蘭市の青山市長さん曰く「CO2ゼロ(シーオーツーゼロ)」だそうです。また、地元紙の室蘭民報の取材を受けました。